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永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

【健診と検診の違い】特定の病気の早期発見が目的なのは…

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 より専門的な、臓器別の人間ドックも用意されています。「脳ドック」や「心臓ドック」「腎臓ドック」などです。これらは任意検診の一種になりますから、料金は高めです。しかし通常の医療とほとんど違わない専門的な検査が行われるので、それで病気が見つからなければ、当分は安心していられます。

 普通のがん検診は、対策型検診です。かなり安く受けられますが、「肺がん」「胃がん」「大腸がん」「肝臓がん」「乳がん」の5つに限られており、しかも検査方法に制限があります。もっと詳しく調べたい、あるいは別のがんも調べたいのであれば、病院が提供するPET検診などを受ける必要があります。ただし検査料は原則として全額自己負担になります。

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