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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

生き延びる可能性が低い胎児も中絶不可…テキサス州の判断に衝撃

公開日: 更新日:

 ケイトさんは上告された直後に、中絶が可能な他州で手術を受けたと伝えられています。

 テキサス州では、中絶は犯罪とされるだけでなく、中絶を「幇助(ほうじょ)」した者、つまり医療者に対し、民間人が民事訴訟を起こすことも認めています。

 母体の命の危険を伴う場合は許されることになっていますが、法の条項が曖昧なために、判断を下すことを恐れる医師がほとんどです。

 裁判所は今回州の医療委員会に対し、医療緊急例外についてのより詳しいガイダンスを提供するよう求めました。

 現在アメリカ人の8割以上が、無条件、または条件付きで、人工妊娠中絶は合法であるべきと考えています。

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