下肢にしびれや痛み…脊柱管狭窄症の最新治療「FEL」は手術後3時間で歩ける

公開日: 更新日:

「脊柱管狭窄症は高齢者に多い。入院期間が短ければ短いほど、術後すぐに動ければ動けるほど、認知機能の低下やフレイルのリスクを下げられる。そういった観点からも、FELはメリットの大きい治療法だと考えています」

手術を検討するタイミングは?

 ただし、FELは医師の技量が求められる治療のため、実施している医療機関がまだ少ない。また、FELが向かない脊柱管狭窄症もある。

「脊柱管狭窄症の中には、腰椎すべり症が起因しているものもあります。それによって腰椎の不安定性が高すぎると、FELで神経の圧迫部位(黄色靱帯など)を取り除くだけでは対応できず、金具で背骨を固定する固定術が必要となることもあります。しかし、固定術で生じるデメリットも複数あるので、なんとかFELで治療ができないか方法を探ります」

 脊柱管狭窄症がある場合、次の点を押さえておきたい。

【症状がなければ治療の必要なし】

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か