下肢にしびれや痛み…脊柱管狭窄症の最新治療「FEL」は手術後3時間で歩ける

公開日: 更新日:

「MRIで脊柱管の狭窄があっても、症状がないケースは珍しくありません。ひどい狭窄があるのに、しびれはそれほどでもない人、逆に狭窄は大したことがなくても、しびれや痛みがひどい人はザラにいます。画像検査で脊柱管狭窄症が判明しても、症状がなければ治療の必要はありません」

【間欠性跛行があるなら手術の検討を】

「手術のタイミングは、症状が生活の質を低下させているかどうか。間欠性跛行(※2)がある状況が続くなら、手術をお勧めします」

 人生100年時代。健康寿命の延伸のためにも、脊柱管狭窄症の悩みを抱えているならFELを行う医療機関で一度相談してみてはどうか。

 ◇  ◇  ◇

※1 FEL:FESS(Full-Endoscopic Spine Surgery=完全内視鏡下脊椎手術)の一つ。PEDと呼ばれていた手術と使う機器やアプローチの仕方はほぼ同じ。

※2 脊柱管狭窄症の症状:・太ももからふくらはぎ、すねにかけて、しびれや痛みがある。・歩いているうちに、しびれや痛みが強くなる。少し休むと、しびれや痛みが和らぎ歩けるようになる(間欠性跛行)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」