簡便・負担少・短時間…AI&デバイスを使った新たな認知症診断

公開日: 更新日:

 認知症スクリーニングの診断アプリとして日本で初めて医療機器の薬事承認を受け、早ければ春から全国の医療機関で受けられる見通しなのが、本紙1月10日付で紹介した「モニターを見るだけで認知症かどうかを診断できる認知症検査システムのアプリ」だ。

 カレーで使われるスパイス、ターメリック(=ウコン)を活用した検査法も開発に向けて検討が開始されている。

「アミロイドβは脳内だけでなく網膜にも蓄積します。そしてターメリックに含まれるクルクミンはアミロイドβと結合する性質があり、さらに自家蛍光の性質もある。そこで、クルクミンを患者さんに飲んでもらい、OCT検査(近赤外光を利用して網膜の断面像を得る検査)を実施。アルツハイマー病患者さんでは、網膜のクルクミン沈着、すなわちアミロイドβの沈着が明らかに増えていることが確認されました」(山下准教授)

 前述したアミロイドβの沈着を調べる髄液検査、アミロイドPETと比較すると、はるかに簡便、低侵襲、経済的だ。

 血液検査でアルツハイマー病を調べられないか、という研究も行われている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  2. 2

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  3. 3

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  4. 4

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  5. 5

    ビートルズよりもストーンズよりもすごいバンド、ラトルズ!

  1. 6

    女性を巡る愛憎より友情が勝った永遠のバディー

  2. 7

    “スジ悪”すぎる副首都法案のボロが露呈…国会審議で維新の「大阪ありき」に集中砲火

  3. 8

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  4. 9

    はつらつプレーで4人に音楽の喜びを取り戻させた陰のMVP

  5. 10

    木原稔官房長官「国会会期延長必要ない」が波紋呼び修正…失言連発で“調整役”として機能せず