仕事柄、常に腰へ負荷が…若い頃から繰り返すぎっくり腰、なんとかならないのか?

公開日: 更新日:

 最初に受診した近所の整形外科では、外科的な治療は行わず、電気治療、牽引、投薬など患者さん自身の治癒力にそった保存的加療が行われたそう。しかし歩行時はもちろん、食事やトイレの時、車や自転車の運転時といった座っている時も痛みが出て、一層状況が悪化してしまいました。

 さっそく診察を行うと、若年時から繰り返してきたぎっくり腰は、椎間板にひび割れがあり、椎間板ヘルニアを繰り返していたことが原因と考えられました。そこに交通事故で腰に大きな負担がかかり、歩行困難にまで悪化。診断結果は、椎間板ヘルニアと椎間板変性症となりました。

 特定した椎間板の患部である計5カ所に、直接損傷を修復するゲルを注入するセルゲル法の治療を実施。術後の診察では座位や立位、ならびに歩行などに問題はなく、その日に帰宅してもらいました。

「整体にも通うようになってさらに良くなったので、日常生活を過ごせるようになりました。でもどうしても長時間の歩きの後や座っていると痛くなることがあります」

 治療から1カ月後には痛みはなくなり、日常生活は、ほぼ送れるレベルに。3カ月後には仕事復帰のめどが立ち、治療の効果を患者さん自身も実感していただけるほどに回復しました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?