痛みで立てない90代女性 高齢だから手術はできないと言われたが…

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「どのような症状ですか?」

「鈍い痛みがあります。かなり前から腰痛はありました。最近はうつぶせになれず、痛いと言っています。以前はうつぶせにして私がマッサージをしていましたが、最近は痛がってできません」

 これは90歳代の女性の患者さんと同居する息子さんからの電話でした。

「症状がきつくなるのはどんな姿勢になった時ですか?」(私)

「特にうつぶせが痛いようです。鍼マッサージをすると以前は腰も軽くなり調子もよかったんです。昨年の6月初めまでは2階で寝ており、階段を上り下りしていました。風呂やトイレもできたのに、6月に入った頃から急に立てなくなって、整形外科で診てもらったら骨が弱くなっていると言われて、でも高齢だから手術はできないと言われて……」(息子さん)

 さっそく患者さんに来院していただきました。もともと排尿障害で泌尿器科に通院し治療を受けている方で、車いすのままの診察となりました。前屈は問題ないものの、後屈では腰が少し痛いとのこと、ただし座骨神経痛の兆候も、指圧し痛みを感じるポイントとなる腹部圧痛点もありませんでした。

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