白髪を科学する(1)50代で「なし」は珍しい

公開日: 更新日:

 白髪を隠さず活躍している有名人といえば、フリーアナウンサーの近藤サトさん、歌手で俳優の吉川晃司さんを思い浮かべる人も多いだろう。しかし、一般の人は白髪は年寄りくさいと敬遠され、染めるなどして隠して生活している。そもそも白髪とはどのようにして生えてくるのか? 治せるのか? 資生堂リサーチセンター(研究所)で主に薄毛、白髪の研究に携わってきた日本毛髪科学協会役員の出田立郎氏に話を聞いた。

「白髪とは髪の毛から色素が抜けて透明になることで髪の毛の表面に光が乱反射して白く見える状態をいいます。個人差がありますが、通常年に1~2%くらいの割合で進行し、後頭部に少なく、黒髪より成長が早く、太く、扁平になりやすい傾向があります。30代後半から40代で出はじめ、50代で白髪が1本もない、という人はほとんどいません」

 もともと髪の毛は無色透明で、色素細胞(メラノサイト)が「メラニン」と呼ばれる色素を生成し、髪が成長途中にメラニンを取り込むことで黒髪になる。しかし、メラノサイトが加齢や遺伝、栄養不足、頭皮の血流不足、紫外線などによりメラニンを作り出せなくなったり、メラニンの材料であるチロシンが不足したり、メラニンを合成するための指令がなかったり受け取れなくなると、白髪になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ