著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

この春も米CDCは高齢者中心にコロナワクチン接種を推奨

公開日: 更新日:

 アメリカCDC疾病予防管理センターは、「この春も65歳以上の高齢者と免疫不全者を中心に、新型コロナワクチン接種を推奨する」と発表しました。ワクチンは、昨年秋に接種が行われたワクチンと同じものです。

 最新の研究によれば、このワクチンは重症化を防ぐだけでなく、現在最も多い変異種JN.1も含め、症状を伴う感染を半減させる可能性があることがわかっています。しかし昨年9月以降このワクチンを接種したのは成人の約21%、子供の約12%にすぎません。

 現在アメリカ人の98%が感染またはワクチン接種、あるいはその両方からコロナウイルスに対する何らかの免疫を持っています。しかし、それも感染や重症化に対するある程度の防御にしかならないと、専門家は予防接種の重要性を強調しています。

 というのも、アメリカでは先月2月17日までの1週間に、コロナ感染による新規入院は約2万人、死者は2000人にのぼりました。昨年の夏、最も患者数が少なかった時期でさえ、週に約500人の死者が出ていて、コロナ禍が完全に終わったとは言い難い状況です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  3. 3

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  4. 4

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  5. 5

    【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白

  1. 6

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  2. 7

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 8

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール