後悔しない歯科治療(2)安価なインプラント「一式10万円」の落とし穴

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 インプラントを埋め込むため、あごの骨に深さ約1センチの穴を開けることになる。事前に3次元CTであごの骨に十分な厚みがあるかを確認するのは当たり前。最先端のインプラント治療では、CTのデータを基に、穴を開ける正確な位置をガイドするテンプレートを用いるようになっている。

「忘れてはいけないのが治療後のメンテナンスです。定期的に歯垢を取り除いて、インプラント周囲炎を予防することで、長持ちするようになるからです」(今枝誠二院長) =つづく

▽今枝誠二(いまえだ・せいじ) 2004年、東京医科歯科大学歯学部卒業。23年からアイムスデンタルクリニック院長に。著書に「現役歯科医が警鐘 こんな歯医者に行ってはいけない」がある。

(ジャーナリスト・伊藤博之)

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