後悔しない歯科治療(2)安価なインプラント「一式10万円」の落とし穴

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 虫歯などで歯を失ってしまった場合の主な治療方法として「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の3種類がある。

 ブリッジは、失った歯の両隣にある歯を土台にして橋を架けるように中央の人工の歯を支える。

「ただし、土台にするために健康な歯を削って、銀歯をはめ込むことになります。銀歯なので、金属アレルギーのリスクや耐久性が低くて虫歯になりやすいといった問題もあります」とアイムスデンタルクリニックの今枝誠二院長は指摘する。

 一方、入れ歯は両隣の歯を削る必要がない。その代わり、両隣の歯に金属製のバネを引っかけて、中央の人工の歯を支える。前側の入れ歯だと、その金属が人目に触れてしまい、見た目がよくないというデメリットがある。

「入れ歯自体は歯茎に乗っているだけで、普通の歯の3分の1くらいの力でしか噛めません。また、食事をするとバネと歯の間に食べかすが残るので、その都度洗浄する必要があり、日常生活において不便さを感じることが多くなります」(今枝誠二院長)

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