「医師の働き方改革」で従来の医療サービスを受けられない可能性も

公開日: 更新日:

 実際、地方のある病院は救急搬送の受け入れを縮小し、救急の患者は40分以上かかる隣県の病院まで搬送してもらうという。

「患者側は、今回の改革によってこれまでのような“コンビニ的”な医療サービスを受けられなくなる可能性があると想定して対策を講じておきましょう。まず、持病がある人や高齢者は信頼できる主治医を持っておくことが重要です。何かあれば高度医療を受けられる大病院にスムーズに紹介してもらえます。また、定期的に精密な人間ドックなどを受け、自分の健康状態を把握しておくことも大切です。これらのデータがあれば主治医は重病予防のための対策を打てます。普段から持病をきちんと診てもらっていれば、急病で高度な医療処置が必要になるリスクが減りますので、限られた搬送先を探すケースが少なくなります」

 医師の働き方改革に合わせ、患者側の心構えも改めておきたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!