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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【蓮の実】「心」を養い不眠トラブルによい生薬として使われる

公開日: 更新日:

 落ち込み、うつ、情緒不安定などメンタルの不調全般に威力を発揮します。慢性の下痢や尿漏れ改善にも役立ち、動悸が気になる人にもぜひ取り入れてもらいたい食材です。

 蓮の実は、中華食材店で販売されています。使い方は柔らかくなるまで10分程度、水でゆでればOK。味にクセがなく豆や栗のようなホクホクとした食感で、サラダのトッピング、炊き込みごはん、スープなど豆を使うような感覚で使えます。また、甘みをつけてデザートにしたり、塩炒りすると、スナック感覚でおやつやおつまみとして美味しくいただけます。

 蓮の実の安眠効果を高めるには、同様に心の働きを強める、牛乳、卵、ブドウ、ハチミツなどと組み合わせるとよいでしょう。

■蓮の実高齢薬膳レシピ

蓮の実の安眠スープ

 心を養い安眠に役立つ蓮の実と、同様の効能がある牛乳を組み合わせたレシピ。レンコンも加えて、より「ぐっすり感」を高めます。味噌を加えてコクを出したミルクスープは癒される味わい。蓮の実のホクホクと、シャキシャキしたレンコンの食感も楽しめます。

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