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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

バイデン大統領とトランプ元大統領の健康状態は限りなく不透明

公開日: 更新日:

 11月のアメリカ大統領選は、バイデン大統領とトランプ元大統領の一騎打ちに決まりました。その2人の健康状態への懸念が、繰り返しメディアを騒がせています。

 バイデン大統領は81歳、トランプ大統領は77歳で2人とも高齢です。次の4年間大統領という激務を務めることができるのかという不安を、有権者が抱くのは当然です。

 演説中に2人が人の名前を言い間違えたり、口ごもったりするたびに、やはり年齢的に無理なのではないか、他に候補はいないのかという憶測が飛び交っています。

 しかし医療の専門家は、「こうした見かけだけで判断してはいけない。大統領の仕事に耐えられる健康状態であるかどうかは、医師による詳しい健康診断の結果を見なければわからない。」と警鐘を鳴らしています。

 問題は、こうした健康診断の結果がほとんど公表されていないことです。

 ニューヨークタイムスによれば、2008年の大統領選では、当時71歳だったジョン・マッケイン候補が、健康状態に関する1000ページ以上の報告書を公開しました。

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