著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

親の交流関係を知ることが介護にこれほど役立つとは思わなかった

公開日: 更新日:

 以来、実家に寄るたび筆者はHさんに挨拶をしてきた。親と交友関係のある人たちに積極的に会う機会をつくった。中には電話番号やメールアドレスの交換をお願いした人もいる。すると、気軽に応じてくれた人たちから実家周辺の変化や親の情報が入る。

 逆に「ウチの子がこんなことを言うの。どう思う」などの相談を受けたり、延々と世間話に付き合わされることもあったが、それらのやりとりを通じようやく「親とはこういう思いをしているのか」との気づきが生まれた。

 正直な話、親の交友関係を知ることが介護にこれほど役立つとは思わなかった。皆さんもたったひとりでもいい、親と仲の良い地元のキーマンと積極的な交流を持ってみてはいかがだろう?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし