レンコンパウダー「HASKO」 粒子を細かくして抗酸化作用を保持

公開日: 更新日:

 そんなある日、大野さんは地元・茨城にあるJAXAの筑波宇宙センターの門の前を通りかかったときに、レンコンを宇宙食にできたらいいなという思いが漠然と頭をよぎり、レンコンの加工を思いついたという。

「宇宙に持っていくには長期保存や携帯しやすさなどが必要だと考えて、いったんパウダーにすれば用途の幅が広がるのではないかと」

 さっそく粉末加工に取り掛かった大野さんだったが、そう簡単にはいかなかったという。

「最初、乾燥機を使ってみたら意外に早く乾燥できたので、地元のパン屋に提供しようとしたんです。でも試作段階で衛生管理の改善が必要であることが判明し断念。その後徹底した管理を実施しました」

 そして次なる課題はレンコンが持つミネラルやビタミンをいかにして保たせるかということだった。

「実はレンコンはミネラルやビタミン類などが豊富で、抗酸化作用のあるアンチエイジングが期待できる野菜。この抗酸化作用を保たせるためには、高温乾燥ではなくコストのかかる低温乾燥にし、粒子を細かくしました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  2. 2

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  3. 3

    「中傷動画」疑惑で高市首相またブチ切れ答弁連発し逃げ切り画策も…露呈した重大な“落とし穴”

  4. 4

    「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進退

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

  2. 7

    ハリボテの実質賃金「4カ月連続プラス」…巨額の税金つぎ込んだ補助金政策で“ゲタ履き”が実態

  3. 8

    6月7日に「笑点が重大発表」座布団運び山田隆夫は本当に勇退するのか? 「くん」が「さん」に変わった哀愁

  4. 9

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  5. 10

    遠藤航「W杯欠場」の可能性浮上…森保監督が代表引退したはずの吉田麻也を呼び寄せた深謀遠慮