高血圧の人はヒートショックの危険が増大する…薬を飲んでいても注意

公開日: 更新日:

「高血圧症の人は動脈硬化が進んでいるケースが多い。高血圧により血管に常に強い圧力がかかることで血管の内側を守る内皮細胞が傷つくと、悪玉のLDLコレステロールが血管壁に入り込みやすい状態をつくります。このLDLコレステロールは性質が変えられ(酸化)、貪食細胞に食べられます。その貪食細胞の死骸などが瘤のように肥大化してプラークとなり、動脈硬化が進行するのです。動脈硬化によって血管の弾力性が失われると、血圧が上下動したときの変動幅が大きくなります。そのため、高血圧症がある人は、入浴時に生じる血圧の上下動への対応が不十分になり、ヒートショックを起こすリスクがアップするのです」

 また、血圧の変動によって血管に負荷がかかると、プラークが破綻して血小板が凝集し、血栓ができやすくなるという。

「血圧上昇の原因として交感神経の亢進が重要で、交感神経が活発に働いていると、血小板がお互いに密着して塊になり(凝集)、血栓ができやすくなります。そのため、高血圧症の人がヒートショックの状態になると、脳動脈や冠動脈に血栓ができて、脳梗塞心筋梗塞を引き起こすのです。また、血管が傷んでいるので、急激な血圧上昇で脳出血も起こりやすいといえます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  3. 3

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  1. 6

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった

  2. 7

    高市首相「私の悲願」やはり出まかせ…消費税減税「断念」に向け経済界・財務省・自民党・マスコミが包囲網

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  5. 10

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ