乳がん手術後の「乳房再建」で後悔しないために知っておきたいこと

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 人工乳房での再建は、まずエキスパンダー(組織拡張器)を手術した胸の下に入れて皮膚と筋肉をのばす。6カ月以上を目安に、エキスパンダーから人工乳房(インプラント)に入れ替える。

「エキスパンダーは、乳がん全摘時に入れる方法(1次2期再建)と、乳がん全摘後に一定期間を置いて入れる方法(2次2期再建)があります。1次2期再建では、術後もエキスパンダーで胸が膨らんでいるので乳房を失ったショックが少ないというメリットがあり、2次2期再建ではどの医療機関で再建を受けるかじっくり吟味できるというメリットがあります」

■術後何年たってからでも可能

 エキスパンダーは36種類、人工乳房は200種類以上あり、その人に合ったものを選ぶには医師の経験値と患者に寄り添う心・態度が必要。さらにエキスパンダーを適切な位置に入れるには高い技術が必要となる。一連の施術は形成外科医が担当するが、前述の通り形成外科医自体が少なく、乳房再建の専門家となるともっと少ない。再建は受けたものの、左右の乳房の大きさや位置が違う……というトラブルも起こっている。

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