著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

いつも眠たそうに見える…「眼瞼下垂」の可能性あり

公開日: 更新日:

 自分が眼瞼下垂になっているかどうかを判断するにはどうすればいいか。病院に行く前に簡単にチェックできるのは、ご自身の若い頃の写真の目と現在の目を見比べてみることです。

 上まぶたが垂れて黒目にかぶさっているようであれば、眼科に行って相談してみてください。当クリニックにも眼瞼下垂の相談で多くの患者さんが来院されています。

「まぶたが落ちていて顔が変わっても気にしない」という方もいらっしゃるでしょう。ですが眼瞼下垂が原因で、体に不調が起きていることがあるんですね。その場合は、眼瞼下垂を治療することで症状が減少することが多いのです。

 眼瞼下垂が原因で起きる不調として、疲れ目、頭痛肩こり、目が見えにくいなどがあります。慢性的な頭痛、肩こりは日々のQOL(生活の質)を下げる原因にもなります。

 外見上の変化では、目をしっかり開けるために額の筋肉を強く使うせいで額のシワが深くなったり、特に眠いわけでもないのに「いつも眠たそうに見える」と人から指摘されたりするなどがあります。

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