著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

イライラしたとき「モノ」に当たるのは正解なのか?

公開日: 更新日:

 攻撃的な態度は、怒りの原因に反撃できなかったり、目標を達成できないというフラストレーションから起こるといわれています。そのため、怒りに任せて八つ当たりをすることは解決につながるわけではありませんから、さらにフラストレーションが募ってしまう可能性が高まります。

 八つ当たりの対象は、身近な人に向けてしまうことが往々にしてありますが、八つ当たりをしても百害あって一利なしということ。味方になってくれるかもしれない人たちを、かえって遠ざけてしまうだけです。

 また、ブッシュマンは、「空腹状態が続くと腸内の環境が悪化しイライラが募っていく」という興味深い研究(2014年)も行っています。実験では、夫婦107組に毎日お互いの悪口を聞かせて、枕元に相手に見立てた呪いの人形と針を置いた状態で過ごさせたところ、血糖値が低いときほど、人形に刺す針の数が増える傾向が出たといいます。

 ブッシュマンの実験にエッジの利いた実験内容が多いことはさておき、腹ペコ状態は精神的に良くないということが、科学的にも証明されていると言えるのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  3. 3

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  4. 4

    最重鎮OB廣岡達朗氏が巨人を一刀両断「野村克也の教え子がシーズン終了まで代行なんて冗談じゃない」

  5. 5

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  1. 6

    バレーSVリーグに現役選手から不満爆発!《ハテナがつく事ばかり》の現状招いた真犯人

  2. 7

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 8

    広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由

  4. 9

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  5. 10

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板