「カロリス食」実践の課題と解決法…マインドフルイーティングとカラフルな食事

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 そんな人たちには「マインドフルイーティング」がおすすめだ。ハーバード大学医学部&ソルボンヌ大学医学部客員教授の根来秀行医師が言う。

「これはマインドフルネスの考え方に基づいた食事法で、『甘い食べ物の摂取量が減り、1年後に血糖値が下がった』『マインドフルネスに食事する人は体脂肪が少ない』との報告があります」

 マインドフルネスとは、現在体験していることに集中する状態のこと。例えばコーヒーを飲むときに、日々の心配事や不安な気持ち、他人からの評価など、頭に浮かんでくることを鎮め、香りだけに集中して味わう精神状態を意図的につくり出す。その効果は科学的に証明されている。

 米国のマサチューセッツ大学の医学部教授開発の「マインドフルネスストレス緩和プログラム」により、扁桃体の反応が穏やかになり、海馬と思いやりや学習をつかさどる前頭前野が活性化して、ストレス軽減・能力アップしたことが報告されている。

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 では、マインドフルイーティングとは具体的にどのような食べ方なのか?

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