(3)「朝立ち」がないのは血管老化のサイン…男性ホルモンと密接に関係

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 夜間睡眠時の勃起時間を合計すると、20代の健康な男性では、睡眠中のほぼ半分。50代で約3分の1、60代でも約5分の1の時間は勃起をしているが、男性ホルモンが減少すると、睡眠のリズムが崩れ、男の生理である朝立ちがなくなってくる。それを放置しておけば、女性と同じような更年期症状が襲ってくることになる。

 男性ホルモンが減る原因は、年のせいだけでなくストレスも大いに関係している。また糖尿病がん治療の抗がん剤の影響もある。健康を維持するために、まずはご自身の生活習慣を見直してみてほしい。

 朝立ちの喪失は、「血管が硬くなりはじめていますよ」という見逃せないサイン。というのも勃起は、陰茎の血管が拡張して、血液が流れ込むことによって起こる。つまり血管が柔らかく、よく収縮する状態でなければならない。早朝勃起がないと、血管が硬くなり、血液が流れ込みにくくなっている恐れがある。

 陰茎の血管は、およそ1~2ミリと、体内でもっとも細い。心臓の血管は3~4ミリ、頚動脈は5~7ミリ、いかに細いかがわかるだろう。動脈硬化は、細い血管から順番にはじまるため、動脈硬化の兆しを、早朝勃起の有無が教えてくれている。

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