(3)「朝立ち」がないのは血管老化のサイン…男性ホルモンと密接に関係

公開日: 更新日:

 元々、男性ホルモンは女性ホルモンより血管保護作用が弱い。それに加え加齢やストレスでテストステロンが下がってくると、血管の脆弱性は高まってしまう。けれども、普通に生活していて自分の血管が硬くなってきているかを自覚するのはなかなか難しい――。

 そのわかりやすいチェックポイントを紹介したい。それはズバリ「朝立ち」。「そういえば、最近ないかも……」と思ったら、「健康に気を付けて」という警告かもしれないのだ。実は、朝立ちは性的興奮での勃起とは異なる大事な男の生理。甘くみていると命を縮める危険性がある。女性の生理である月経はよく知られている。ストレスや加齢でホルモンバランスが乱れると、心身共にさまざまなトラブルを起こす。男の朝立ちもしかりで、男性ホルモンレベルと密接に関係している。

 朝立ちの仕組みを医学的に簡単に説明したい。

 我々の睡眠は「レム睡眠」(浅い眠り)と、「ノンレム睡眠」(深い眠り)を、およそ90分ごとにくり返している。このレム睡眠のときに、身体機能を調節するために副交感神経が働いて内臓などを動かしている。そして、腸の親戚であるペニスも反応して勃起している。目覚めのときに自覚する勃起がいわゆる「朝立ち」。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情