延命治療を希望するか否か…本人や家族の意志も事前に確認
本人が認知症で家族だけで判断しなければならない時は、「どうすることが本人のためなのか」を第一に考え、主治医などに冷静な判断を仰ぐことも忘れずに。
念のため付け加えておくと、この意思確認書はあくまで「回復の見込みがなく、延命だけを目的として医療行為をするか否か」について聞いていることを理解したい。そのうえで本人の意思をしっかり確認し、家族もよく話し合うことが大切だ。
あまり考えたくないだろうが、いざという時あわてて決めることはとても難しい。いつかこんな話をしなければならない時が来ると、あらかじめ話し合いをしておくべきだろう。もちろん、一度書面を提出しても訂正はいつでもできる。