「まぶしさ」を放置してはいけない…偏光レンズのサングラスがおすすめ
人間は頬の下に当たった光を「まぶしい」と感じます。ですからアイブラックをこの部分に塗布する。そうすることで、光を吸収し、反射した光が目の中に入ることを防いでくれるんですね。これにより対象物をしっかりと見極められるコントラスト効果が保たれるというわけなんです。
日常生活で、アイブラックの代わりになるのが偏光レンズ。まぶしさ対策として積極的に取り入れてほしいと思います。
偏光レンズには、スマホやパソコン、スマートウオッチやカーナビなどの液晶画面を見ると画面が黒っぽく見える「ブラックアウト」という課題が指摘されていました。それも今後は変わるかもしれません。
慶応大学・小池康博特任教授らのグループが、偏光レンズでも液晶画面を自然に見ることができる特殊フィルムを開発し、今年5月16日にアメリカの学会で発表したのです。製品化されれば、偏光レンズがもっと普及するのではないかと思っています。