著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

顔の片側に異変…「片側顔面痙攣」かもしれない

公開日: 更新日:

 痙攣が起こる理由としては、脳の最も深い部分の脳幹にある顔面神経がなんらかの原因で脳血管に接触し、神経が過度の興奮状態になることが挙げられます。なぜ顔面神経が血管に接触するかについては、まだはっきりとわかっていません。ただ、顔面痙攣に罹患する患者さんは、血圧が高い人や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病がある人が多い。つまり、動脈硬化になっている可能性が高い人が多いということです。

 そのため、動脈硬化のせいで血管が蛇行し、顔面神経に接触しやすくなっているのではないかといった報告が最近ありました。また、睡眠不足や疲労、強いストレスも発症の原因となっているのではないかと考えられています。

 眼瞼ミオキミアであれば眼科が対応しますが、顔面痙攣は神経内科や脳神経外科が診ることになります。いずれにしろ、一過性でない痙攣が見られる場合は、速やかに医療機関を受診してください。神経内科や脳神経外科では、MRI検査などで原因を突き止めます。

 なお「顔面痙攣」と診断を受けた場合、治療方法は主に3つ。内服薬、注射、手術です。

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