「攻めのリハ看護」10項目とは(2)糖尿病では運動療法による筋肉増強が重要
「心原性脳塞栓症」は、その原因の多くが心房細動なので、心臓内に血栓が生じないように抗凝固薬治療が必須です。発症時に心房細動が検出できなくても、回復期入院時に閉塞動脈がきれいに再開通している症例は発作性心房細動の場合が多く、抗凝固療法による再発予防が必要です。
「脳出血」の大部分は高血圧が原因で、穿通枝から出血します。再発予防には、急性期から収縮期血圧を120以下に管理して、脳血管が破れることを防ぎます。血圧を下げると、脳血管が破れにくくなるのです。
次は③運動器疾患看護の視点です。脊柱管狭窄症の術後、大腿骨近位部骨折の術後、人工関節の術後、椎体圧迫骨折後のリハ治療になります。すでに手術治療されているか、しっかりと体幹を支えるダーメンコルセットで固定されているため、攻めのリハ治療が可能です。
訓練の基本は3点あり、疼痛を内服管理した痛くない訓練、踵接地(足のかかとが最初に地面に触れる)をして股関節荷重を正確に行う立位歩行訓練、関節の可動域は最大可動域を無理せず目指す訓練になります。大切なポイントは、疼痛がない状態でリハ訓練を行うことが重要です。


















