「攻めのリハ看護」10項目とは(2)糖尿病では運動療法による筋肉増強が重要
約2~4週間で疼痛が改善したら鎮痛剤は終了して、筋力と体力を向上して歩行耐久性を改善します。転倒しない体幹バランスを獲得するには、BBS(バランス機能を評価するための指標)が40以上を目指します。それには、握力は最低15キロ以上が必須で、可能なら男性は28キロ、女性は18キロ以上を獲得します。また、両足で体重以上の重さを支える下肢筋力が必要で、こちらはレッグプレスで評価しつつ、筋力を増強できます。
90歳以上で歩行困難となった脊柱管狭窄症の患者さんも、現在では脊髄損傷となる前に手術治療できれば、疼痛消失と歩行の再獲得は当たり前に可能です。このため、信頼できる脊椎外科医に手術を依頼します。
④は内部疾患看護の視点です。内部疾患とは、心臓、呼吸、腎尿路、消化器など内部機能障害の総称で、心臓機能障害、腎臓機能障害、呼吸機能障害、膀胱・直腸機能障害、小腸機能障害、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害、肝臓機能障害の7つが規定されています。代表疾患は心不全、慢性閉塞性肺疾患、腎不全、糖尿病などですが、重症の場合は急性期病院の管理になり、回復期病院では大部屋で対応できますので、恐れる対象ではありません。


















