右腕を落とさないと命に関わる…元近鉄の佐野慈紀さん糖尿病との闘いを語る

公開日: 更新日:

始球式を目標にリハビリに取り組んだ

 右腕を切断しなければならなくなったのは、その頃に気になりだした右手の人さし指の先の小さなかさぶたが、どんどん悪化したからです。感染症にならないように毎日、病院で洗浄したのですが、瞬く間に広がって、右手の人さし指は真っ黒、中指の先も黒ずみ、感染を止めるために人さし指と中指を切断しました。

 その後も、先生方は必死に食い止めようと治療してくれましたが、感染は止まらず、4月下旬に「腕を落とさないと内臓や心臓に飛んで命に関わる。今なら肘から先だが、これ以上時間をかけると肩から落とさないといけなくなる。どうしますか?」と問われたのです。

 2024年5月1日、手術が実施されました。麻酔から覚めたときは、頭が混乱して少しパニックになりました。自分は死んだんじゃないかと思ったりして……。

 2~3日して自分で歩いて洗面所に行って、現実を目の当たりにした後、ベッドに帰る途中、左手でシャドーピッチングをしたのを覚えています。

 左手で投げられるようにトレーニングすれば、いいリハビリになると思い、それを何げなくブログで呟くと、自分が携わっている野球教室の関係者から「年末、全国大会で始球式やれ」と言われたのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網