右腕を落とさないと命に関わる…元近鉄の佐野慈紀さん糖尿病との闘いを語る
8月に退院して、始球式を目標にリハビリをする中、11月になると腰に感染症が見つかり、また手術……。いろいろありましたが、「佐野が始球式で投げる」という話が広まり、マスコミが21社も集まるというので途中でやめるわけにいかなくなりました。外出許可を取って、球場に着いたときにはフラフラでしたが、車イスでマウンドへ行って、なんとか大役を果たしました。
ちゃんと退院できたのは2025年の8月です。その年末には、また始球式をさせてもらいました。今回はグラウンドを歩いてマウンドへ上がった姿を見てもらえてよかったです。
今は、週3回透析に通っています。心臓弁膜症は改めて検査をすると「手術するほどではない」ということになり、いまもまだ経過観察中で特に問題はありません。血糖値は落ち着いていて、今では空腹時のヘモグロビンは正常値。血糖降下作用と体重減少効果があるマンジャロという注射薬は打っていますが、インスリンはもう打っていません。食事は糖尿病食ですね。でも、ストイックになりすぎて一度栄養失調になりかけたので、「やりすぎ注意」と先生に言われました。


















