著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

SNSに依存性あり? アメリカ42州が「メタ」相手に訴訟を起こす

公開日: 更新日:

 アメリカ50州のうち41州とコロンビア特別区が、SNS大手のメタを訴えました。子供たちが自社のSNSを多用するように、その機能を使って意図的に仕向けたという疑いです。

 メタはフェイスブック、インスタグラム、ワッツアップの3つのSNSの親会社です。

 SNSが子供たちにとって安全かどうかというのは、これまでも大きな論争になってきました。

 アメリカZ世代(11〜26歳)の4割が、2022年メンタルヘルスに関して何らかの診断を受けたという数字があります。

 自分を他人と比べたりして落ち込むというのは、多感な若者にはありがちですが、それがSNSによって増幅されているとも考えられています。不安神経症やうつに発展するという懸念もあります。

 2021年にはメタの元重役が「メタはSNSの子供たちへの悪影響を知りながら、利益を優先して対策をしなかった」と内部告発し、衝撃を与えました。

 今回の訴訟では、「メタはSNSは子供たちにとって安全と言いながら、彼らが衝動的に、取り憑かれたように使うように、故意に機能を利用した」と主張しています。

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