著者のコラム一覧
下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

88歳男性…心不全でむくみがひどくても、食べたいものを

公開日: 更新日:

「そうなんですよ。これでも少し細くなった方で、病院ではゾウの足みたいに太くてパンパンでした」(患者)

「お食事については、何か栄養指導はありましたか?」(私)

「ありました」(患者)

「入院前も、母と2人でけっこう外食していたみたいで。味の好みもうるさいんですが、これを機に配食サービスを試してもいいかなと思っています」(息子)

 エレベーターのない自宅マンションの3階まで、息子さんと一緒にゆっくり階段を上ってきても、気道が狭くなることで生じるゼーゼーという呼吸音は聞かれませんでした。トイレへの移動も手すりにつかまりながら自力でできており、ADL(日常生活動作)は十分に保たれています。意識も清明で、認知機能も良好な印象でした。

 医療的には塩分の過剰摂取は控えていただくべきです。しかしこれほど自立されていて、食への好みもはっきりしているとなると、食欲が落ちないよう好きなものを召し上がりながら、ゆっくり過ごしていただくくらいでよいかもしれないとも感じています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市事務所が「疑惑のデパート」になってきた…総理大臣の「名前」「イメージ」利用し商売する不可解

  2. 2

    新庄監督またチクリも…上沢直之に選手や関係者が同情するワケ 日本ハム提示「1億7000万円未満」説まで浮上

  3. 3

    五月みどりと中村玉緒が共に施設に入居…“同い年の女優”それぞれの晩年

  4. 4

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  5. 5

    森香澄はピアニストを夢見て練習に打ち込むも、1浪して東京女子大現代教養学部へ…高校は都立新宿

  1. 6

    無邪気過ぎる“激ヤバ”高市外交が世界に恥さらし…首相は英国で、進次郎氏はインドネシアでやらかし大炎上

  2. 7

    アルバム『リボルバー』はライブから解放されて最新技術とワチャワチャ格闘した一枚

  3. 8

    米国内調査結果で驚きの結果…W杯期間中の主役はメッシでもC・ロナウドでもなく大谷翔平だった!

  4. 9

    日々の活力は妻の「オーダーメイド」の卵焼き。そして専大松戸から今年プロ志望届を出す3年生はゼロ

  5. 10

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント