【虫垂炎】みぞおちから右の下腹部に移動する痛みに注意!
こうした要因もあって「夏に虫垂炎が増える」ということを意識したうえで、しっかり対策を講じましょう。まずは「痛む場所」を覚えておきましょう。虫垂はお腹の右側にあり、「マックバーネー点」という場所が痛むのが虫垂炎の典型的なサインです。マックバーネー点というのは、おへそと、右の骨盤の前のほうに出っ張っている骨(上前腸骨棘)を直線で結び、その線を3等分して、外側から3分の1のところを指します。夏に発症した「右下腹部の痛み」には、ぜひ注意してください。
ただ、高齢者、妊婦、小児では、痛む場所や症状が“教科書通り”にならない場合があります。痛みがそこまではっきりしないのに、お腹の中では病状がかなり進んでいるというケースもあります。ですから、なるべく早く病気を発見するためにも、虫垂炎の初期症状の特徴を覚えておきましょう。
虫垂炎では、最初はみぞおちや胃のあたりが「なんとなく痛い」「ムカムカする」というところから始まることが多く、吐き気が出たり、嘔吐したりするケースもあります。そして時間がたつにつれて、痛む場所がみぞおちから「右の下腹部」のほうへ移動していきます。この「痛む場所が動く」というのが、虫垂炎を疑う一番のサインなのです。


















