帝人の画期的棚管理シート「セルフォーム」は撤退寸前だった

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 本を棚に戻すと、一瞬にしてパソコン画面の一覧にその本の題名や著者名が加わった。今度は別の一冊を抜き出すと、貸し出し中を示す表示に……。

 これは帝人株式会社が開発したRFID棚管理システム「レコピック」の実演の様子。RFIDとはRadio Frequency Identification(電波による個体識別)の略で、要はバーコードをピッと当てたり、カードをタッチしたりせず、非接触でICチップ内のデータを読み書きする技術。未来の流通管理システムとして注目されており、大手情報通信企業も軒並み参入しているが、なぜか素材メーカーである同社のシステムが近頃注目なのだ。このレコピックを管轄する部署であるセルフォーム課の責任者・平野義明課長が、紆余曲折を語ってくれた。

「RFIDは、いちいち読み取り機をかざさなくても一度にたくさんの商品を一括管理できる優れものです。ただ、電波干渉や、必要ない物まで検知してしまうという問題がありました。わが社は、電波を厚さ3ミリの薄い平面シートに閉じ込めることに成功。そのシート(商品名『セルフォーム』)の上に置いた物だけ検知させることができるのです」

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