GW旅行は「中国」が穴場 人気回復のヒミツは“4つのお得”
今月末から、ゴールデンウイーク(GW)だ。海外に行くなら、今年は「中国」が穴場らしい。
旅行大手JTBは2日、GW(4月25日~5月5日)の旅行動向を発表。国内旅行人数は、昨年比3%増の2335万9000人で、過去最高の一方、海外旅行は同0.4%減の50万2000人。飛び石連休で、遠出しにくく、テロが頻発するなど国際情勢の関係で、欧州旅行者が同9.8%減少したのが大きい。
だが、短期間で楽しめるアジアは人気だ。昨年7月「成田―ダナン線」などが就航したベトナムのほか、LCCの拡大でキャパシティーが広がった台湾、シンガポール、タイ、マレーシアも増加している。で、意外にも人気なのが中国。
ここ数年、日本人観光客の足が遠のいていたが、今年は前年比4.2%増。背景に、値ごろ感がある。