大人のコーヒー屋みつけた<原宿>

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「いつからこんなコドモの街になってしまったのかなぁ」

 原宿は南北朝時代に村落が生まれ、江戸時代には大名・旗本の屋敷が並んでいた。

「いいコーヒー屋を見つけたんだ」と聞いたのは数週間前。彼いわく、原宿で用事が終わり、次の用事まで時間が空いた。喉も渇いたし、コーヒーでも飲んで休みたい。しかし、行けども行けども50代の男が入れる店が見当たらない。

「ホットケーキの店とか、“いかにもカフェ”とか、ちょっと入れないだろ」

 もうこの先、道はなさそうだというところまで来て気が付いた。原宿通りの洋服屋の隅にコーヒー屋がある……。洋服屋は休業日のようだったが、コーヒー屋では年代が近そうな男性が黙々とコーヒーを入れている様子が見えた。そして入ってみると、コーヒーは絶品、居心地は抜群。

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