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広島では6人死傷…過去の「ビル火災」と2つの共通点

 広島の雑居ビル火災で思い出されるのが、01年に起きた東京・歌舞伎町ビル火災(死亡44人)と08年の大阪個室ビデオ店放火事件(死亡16人)だ。いずれの火災にも“共通点”がある。

「自動火災報知機はアテにできないということです。広島の火災では発生時に作動せず、火事に気づいたメイドカフェの従業員が手でボタンを押している。歌舞伎町では誤作動が多いからと、そもそも報知機の電源を切っていた。大阪ではいったんベルは鳴りましたが、ビルの管理人が誤作動と思い込み、すぐに止めてしまったそうです」(捜査事情通)

 そのせいで客や従業員が逃げ遅れ、被害が拡大した可能性が高いのだ。風俗ライターの蛯名泰造氏がこう言う。

「報知機の誤作動で客がパニックになっても面倒だからと、消防当局の検査が入る時以外は、電源を切っているという風俗店は少なくありません。歌舞伎町の火災以降しばらくは店側もナーバスになっていましたが、喉元過ぎればで、最近は非常階段に備品を山積みにして通れなくなっている風俗ビルも目立つ」

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