若者に広がり深刻も…大麻の罪が覚醒剤より軽いのはなぜ?

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 清原和博容疑者の逮捕で、改めて覚醒剤の問題が注目されている。一度手を染めるとやめられなくなる怖い薬物。最近は、大麻についても、青少年への広がりが指摘されている。もっとも、日本では覚醒剤と大麻の罪の重さが違う。大麻は、覚醒剤より罪が軽いとされているのだ。いったいなぜなのか。

「覚醒剤取締法では、売人などでない一般人の単純使用は懲役10年以下。大麻取締法では、使用を罰する規定はなく、一般人の単純所持で5年以下の懲役と定められています。こうした差があるのは、2つの法律をめぐる歴史が違うことが理由です」

 こう言うのは、薬物問題に取り組む小森榮弁護士。覚醒剤は戦後の日本で広く蔓延したため、どんどん規制が強化された。一方の大麻は、もともと日本では繊維の素材として栽培されていて、薬物として吸引する習慣がなかった。それなのにGHQが全面禁止にしたため、戦後は麻縄用等の大麻を栽培する農家を守るために、むしろ緩和されていった時期すらある。

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