35万円超でも完売? 高額レコードプレーヤーの意外な需要

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 見開きを使ったド派手な新聞広告にビックリした人も多かったのではないか。26日付の朝日新聞に載ったのは、パナソニックが6月に“復活”発売するレコードプレーヤー「SL―1200GAE」。日本で300台、世界でも1200台しか発売しないシロモノである。なんと、価格は35万6400円ナリ。作家の田中康夫氏が「伝説の名機」と呼ぶ逸品だ。高級オーディオブランド「テクニクス」が1972年から2010年まで生産していたもので、愛好家からの強い要望で発売が実現したという。以前の製品よりも安定した回転と振動の発生をなくしたターンテーブルで、豊かな音を再現するそうだ。

 しかし、いまやCDさえ聴くユーザーはほとんどいないのに、果たして35万円もするレコードプレーヤーが売れるのか。パナソニック広報部はこう言う。

「『テクニクス』はDJカルチャーの中で高い支持を受けてきたブランドです。オーディオはとても深い世界で、レコード針だけで何十万円もするものもあります。品質を考えると、35万6400円という今回の価格が高すぎるとは考えていません。限定販売にしたのは、テクニクスブランド誕生50周年の記念モデルということと、久しぶりの復活なので市場規模を検討して発売したからです」

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