実は大量生産の旗手 「でん六豆」人気確立までの紆余曲折

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「原料は厳選して良いものだけを使用。また高品質のものを安定生産するため、製造方法をマニュアル化し、誰がやっても同じ味になるようにした」(加藤氏)

 56年6月に発売。緑色の衣から、当初は「うぐいす豆」として販売したが苦戦。となればここはインパクトが必要と考え、創業者・鈴木傳六氏の名を取って「でん六豆」としたところ大反響を呼ぶ。やがて業界に先駆けて自動計量器を導入。大量生産し安価で販売するという基盤を築くことで販路拡大が進み、売り上げもうなぎ上りに。62年には社名も「でん六」に改称。テレビCMを投入したのもこのころ。前出のテーマソングとともに全国的なヒット商品に成長した。

 昭和から平成へ。常に消費者の要望に耳を傾け改良・改善を行ってきたが、いまや「作れば売れる時代」ではない。そこで多様化する嗜好や食シーンに対応すべく品揃えを強化。現在は「110グラムでん六豆(チャック付き)」を中心に、食べきりの「Eサイズでん六豆」や、「小袋ごま入りでん六豆」など全6品を展開。このほかにアソート向けの商品もあり、また「さくらんぼでん六豆」(夏季限定発売)などフレーバー展開も好評を得ている。

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