認知症高齢者「免許取り消し」 専門医が施行中止呼びかけ

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 今年3月に改正道路交通法が施行されたら大パニック――。

 免許の更新時の検査で、認知症の疑いがあるとされた75歳以上の高齢者は医師の受診が義務付けられる。そこで「認知症」と診断されると、免許が取り消される。更新時の「認知症の検査」は現在もすでに行われていて、疑いがあるのは年間約5万人という。この人数が医療機関にドッと向かえば、病院は大混乱だが、問題はそれだけではない。

 今月6日、日本神経学会など4団体が「医学的な『認知症の診断』に基づくのではなく、実際の運転技能を実車テストなどにより運転の専門家が判断する必要がある」と提言。交通事故と認知症の結び付けに疑問を呈したのだ。

■医師にとっても苦渋の診断

 日本精神神経学会法委員会の委員で精神科医の中島直氏もこう言う。

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