• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

日本人の血液型信仰 「B型」のイメージが悪いのはなぜ?

 A型は神経質、B型は自己中心的、O型は大ざっぱ、AB型は変人――。血液型を尋ねられて、嫌な思いをした人は少なくないだろう。なかでも、日本人には“B型嫌悪”が根強い。それはなぜなのか?

 そもそもの起源は、東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)教授、古川竹二氏の論文「血液型と気質」(1927年)だ。親族11人の血液型と性格を観察し、B型とO型は能動的、A型とAB型は消極的と結論付けたことから始まった。聖徳大学心理・福祉学部心理学科の山岡重行博士が言う。

「血液型と人間の特性を結び付けたのは、人種差別の理由付けといわれています。1910年代、ハイデルベルク大学のデュンゲルン博士は、ドイツ人とドイツ在住の外国人の血液型、動物の血液型を調べた。すると、東洋人は白人よりB型が多く、チンパンジー以外の動物もB型が多かった。それで、東洋人は白人より劣っていて、動物に近いと結論付けたのです。古川教授の研究は、時代背景から見てもデュンゲルンの発表を否定し、日本人の優秀さを示したかったのではないかと考えられます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事