田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

二歩の反則に思わず「あかんこ(阿寒湖)」のダジャレ

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 毎週日曜日の午前中にNHK・Eテレで放送されている「NHK杯テレビ将棋トーナメント」は、将棋ファンが見るだけでなく、一般の視聴者も意外に多くて根強い人気がある。

 プロ棋士は短時間の対局でも、緻密な読みと正確な直感で高度な技を盤上で魅せる。しかし、「二歩」(同じ縦の列に自分の2枚の歩を置くこと)の反則を犯した例がまれにあった。

 2004年6月に放送された豊川孝弘六段(当時37)と田村康介五段(同28)の対局で、形勢不利の豊川が苦しまぎれに先手2九歩と最下段に打ったら、2三に先手の歩がいて二歩の反則だった。

 15年3月に放送された行方尚史八段(同41)と橋本崇載八段(同32)の対局で、一手30秒の秒読みに追われていた橋本がとっさに後手6三歩と打ったら、6七に後手の歩がいて二歩の反則だった。

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