「立ち食いそば店」はなぜ駅前の一等地に出店できるのか?

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 そばは、100%そば粉の「十割そば」よりも、小麦粉を2割の比率で加えた「二八そば」が一番おいしいともいわれます。

 ですが、立ち食いそば店の「そば」は、そば粉が1~2割で、8~9割が小麦粉のケースも少なくありません。小麦粉100%で、色だけをそば風に着色したそばまであるのです。

 なぜ、こんなことになっているのか――といえば、「そば粉」が高いからです。国産のそば粉は、100グラムで100円前後、輸入モノの外国産でも、半額の50円前後(ほとんど中国産)です。

 これを立ち食いそば店用にそのまま使ったのでは、原価率がハネ上がってしまうため、輸入モノの小麦(100グラム20円前後で99%が米国・カナダ・豪州産)をたっぷり使って、そば粉の比率を下げています。そのおかげで、「かけそば」で、300円前後のリーズナブルな立ち食いそばが提供できるというわけです。

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