• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
奥野修司
著者のコラム一覧
奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

日本の農家が好んで使う “ミツバチ大量死”農薬の危険性

■自閉症や発達障害の原因となる可能性

 この農薬は水に溶けやすく、植物の根から吸収されて茎や葉の内部へと浸透していく。だから雨に濡れても(つまり、洗っても)消えない。昆虫がこの葉っぱなどを食べると、昆虫の神経伝達をかく乱して殺すという薬剤だ。植物の内部に入って、分解されにくく、効果が長時間持続するとして喜ばれた。

 当初は脊椎動物には無害で、人間が食べても、「血液脳関門」という脳内のバリアーがあるから脳の神経まで届かないといわれていた。ところが、ミツバチが大量死するようになってから風向きが変わった。

 人間に安全だったはずなのに、マウスやラットでの試験で脊椎動物の免疫機能や生殖機能の低下に関係しているとか、子供の脳神経系に影響を与え、胎児がこの農薬に被ばくすると記憶能力が低下するといった研究も現れたのである。人間の神経系にも作用することが疑われたのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “被害者”が激白 塚原夫妻の無責任指導とでっち上げの実態

  2. 2

    体操協会なぜ切れず? 塚原夫妻“職務一時停止”本当の目的

  3. 3

    東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り

  4. 4

    交通遺児に残された亡父の車を競売に…劇的展開に感動の嵐

  5. 5

    海外では国民が猛反発…「年金改悪」日本だけがやすやすと

  6. 6

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  7. 7

    最下位転落はすぐそこ…DeNAラミ監督の続投に2つの条件

  8. 8

    二軍で“塩漬け”の巨人ゲレーロ 古巣中日勢に漏らした本音

  9. 9

    池谷幸雄氏が激白 塚原夫妻“権力の実態”と体操協会の暗部

  10. 10

    錯乱答弁を連発 テレビ討論でバレた安倍首相の薄っぺらさ

もっと見る