マンホール吹き出たら避難…都市が溺れる“内水氾濫”の恐怖

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 死者が200人を超えた西日本豪雨では、各地で“観測史上最高”を連発した。これが東京や大阪、名古屋で起きないということの方が不自然。神田川・善福寺川・妙正寺川の内水氾濫の被害想定では、最大浸水深は3~5メートルになる。荒川の堤防が決壊しなくても、2階の窓まですっぽり水の底になってしまうのだ。

 同様の想定では、大阪市北区の梅田駅のグランフロント大阪周辺が水深0・5~1メートル、名古屋市千種区は最大2・5メートルとなっている。繰り返すが、東京なら荒川、大阪は淀川が氾濫しなくても、住宅街が水没してしまう可能性があるのだ。

「東京の場合、海水面より低い海抜ゼロメートル地帯は江戸川区では約70%もあります。水は低きに流れますから、低地帯は洗面器のように水がたまります。たとえ河川が決壊していなくても1時間に50ミリ以上の雨が降れば、この内水氾濫に警戒してください。最近はスマホのアプリでも雨量が見られますので、情報を常にチェックしておくことも重要です」(前出の土屋氏)

 マンホールから水が噴き出たら、大河川が決壊してなくても避難すべきだ。

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