阿佐谷gionは「ちょっと高いけどちょっと良い」がモットー

公開日: 更新日:

 ブランコの椅子、手書きのメニュー、店員が着ている特注の制服……。gion(ギオン)には至る所にオーナーである関口宗良さんの創意工夫が見て取れる。それはすべてが開店当初からあったのではなく、徐々に作られたものだ。

 本を読んでいても生活ができる環境に憧れていた関口さんが、大学を卒業して入社した先は今でいうブラック企業。新人の頃は1年間の休みが元日だけ、1日16時間労働という過酷な職場だった。しかし、おかげでおカネを使う時間がなく、10年余りでそれなりに貯蓄した。

 夢を実現しようと物件を探し、たどりついた現在の場所は、学生時代に家庭教師をしていたお宅の持ち物。ここに500万円の銀行借り入れを含めた2000万円を投じ、gionを開いたのが34年前だ。内装はすべて自分で考えた。

「天井からぶら下がっているランプは後から付けたんですよ。お金がなかったから。でも最初からそのつもりだったので、コンセントだけは付けておきました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    LiSAの夫・鈴木達央が一部活動を休止 鈴木の不倫報道でアニメファンが「最も許せなかったこと」

  2. 2

    「入院制限」は誰の発案なのか “独断会議”の出席者は5人、与党内からも突き上げの嵐

  3. 3

    比嘉愛未が代役「推しの王子様」パッとせず…深田恭子の人気が根強い裏返し?

  4. 4

    自治体の長なら子供をまず守れ この国には一定数の野蛮な親父がいる

  5. 5

    組織委・武藤事務総長またトンデモ発言!五輪コロナ感染264人を「想定内」と豪語し大炎上

  6. 6

    離婚3カ月の前田敦子が新恋人と“半同棲”発覚で…「令和の松田聖子」まっしぐら!

  7. 7

    <21>800万円のロングコートを着てムービーカメラの前で悪代官のように振る舞う

  8. 8

    英国は「集団免疫」を獲得した? 成人7割ワクチン接種完了、専門家の見解は

  9. 9

    “感染症ムラのドン”組織委専門家会議・岡部信彦座長の「パラ中止を」発言は菅官邸の世論形成か

  10. 10

    「私たちの夢」NY市警刑事の殉職から7年…人工授精で生まれた娘が4歳に

もっと見る