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西荻窪サテンは茶リスタとバリスタがタッグを組んだ人気店

 JR中央線の沿線にあるSaten(サテン)には「茶リスタ」と称する人がいる。店舗を運営する抽出舎CEOである小山和裕さんがその人だ。バリスタは客からの注文を受けてエスプレッソやコーヒーを入れる人なのに対し、茶リスタは日本茶を入れる人。そう、サテンは日本茶を振る舞う喫茶店なのである。

 コーヒーには「シード・トゥ・カップ」という言葉がある。豆選びから、客に1杯のコーヒーとして出すまで責任を持つという意味だ。対するサテンは「リーフ・トゥ・レリーフ」。全国を行脚して茶葉を選び、そこから至福の1杯を抽出し提供する。現在は8つの農家から10種類の茶葉を調達しているという。

 お茶の産地は店から車で1時間のところにもある。海外を飛び回ってコーヒー豆を選ぶのに比べてお手軽で、天候などで変わる茶葉の出来不出来も把握しやすい。「今年のはおいしい」とか「まだ改善の余地がある」などと言って、客に「味のブレ」を楽しんでもらう。それがサテンが狙うスタイルのひとつなのだ。

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