黒川伊保子さん<4>プログラマー研究室の消滅とともに退社

公開日: 更新日:

 出産後、1991年12月には職場復帰した。しかし、子育てには苦労した。復帰3日後から1歳になるまでは、授乳のために自宅と会社を1日2往復する日々だったという。

「義母が面倒を見てくれていたのですが、子どもが一切、哺乳瓶からミルクを飲まなかった。それで音を上げてしまって。私は職場のある川崎と浅草橋を往復していました。制度として授乳時間が50分とれたので、お昼休みと合わせて自宅に10分滞在できたんです。研究職ですから、行き帰りの電車の中で企画を考えたりできたので支障はありませんでした。それに、働きながら子育てすることは精神衛生上はいいですね。仕事で追い詰められたり失敗しても、子どもの顔を見るとパッと忘れられる。落ち込んでいても、子どもに必要とされていることを感じられるだけで生きている意味が見いだせました」

 家庭と仕事を両立し、社内での信頼も厚かった。感性を研究している、ある社外研究室へ派遣された時には……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

  2. 2
    ワクチン接種完了でも「150日間で死者10万人超」の衝撃予測! 行動制限を緩和して大丈夫なのか?

    ワクチン接種完了でも「150日間で死者10万人超」の衝撃予測! 行動制限を緩和して大丈夫なのか?

  3. 3
    二刀流で結果残す大谷翔平に冷ややかな視線…気になる他球団投手陣からのやっかみ

    二刀流で結果残す大谷翔平に冷ややかな視線…気になる他球団投手陣からのやっかみ

  4. 4
    マルサに目をつけられた 川崎“ハイレベル”ソープ経営者のド派手生活と脱税手口

    マルサに目をつけられた 川崎“ハイレベル”ソープ経営者のド派手生活と脱税手口

  5. 5
    巨人は今年も「育成」大量指名か…“買い漁り”に他球団や大学から悲鳴とブーイング

    巨人は今年も「育成」大量指名か…“買い漁り”に他球団や大学から悲鳴とブーイング

もっと見る

  1. 6
    中田翔が二軍で打撃大爆発も居場所なし…巨人ファームは「とっとと一軍へ」が本音

    中田翔が二軍で打撃大爆発も居場所なし…巨人ファームは「とっとと一軍へ」が本音

  2. 7
    安倍前首相は真っ青…チルドレン90人“造反”で総裁選「高市氏支持」まとまらず

    安倍前首相は真っ青…チルドレン90人“造反”で総裁選「高市氏支持」まとまらず

  3. 8
    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  4. 9
    ソフトB自力優勝消滅で崖っぷち…V逸なら再び浮上する「ポスト工藤」に城島アドバイザー

    ソフトB自力優勝消滅で崖っぷち…V逸なら再び浮上する「ポスト工藤」に城島アドバイザー

  5. 10
    神戸山口組の中核組織「山健組」分裂と兵庫県警が断定 ヤクザ業界にまた血の雨が降る

    神戸山口組の中核組織「山健組」分裂と兵庫県警が断定 ヤクザ業界にまた血の雨が降る