「断熱オタク」に聞いた エコ住宅がなぜ広まらないのか?

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「いま燃費の悪いクルマを買う人はほとんどいません。だけど燃費の悪い家を買う人はめちゃめちゃいます。私は電気やガスを使っても満足感を得られません」

 今泉太爾さんは話す。そういえば確かに電気をたくさん使っても喜びは得られない。もちろん電気がないと困るけれど。

 千葉商科大学(千葉県市川市)の田中信一郎准教授は、毎回、授業にさまざまな講師を招いている。一連の講師の特徴は社会課題に現場で実践的に取り組んでいる人だ。NPOやボランティアよりもビジネスパーソンが多い。

 5月22日の授業に招かれたのは自称「断熱オタク」の今泉太爾さん。といっても、今泉さんは「断熱」が仕事でもある。千葉県浦安市で不動産と住宅の会社を経営しながら、東京都内でエネルギー問題のNPO法人も運営している。父親の不動産会社を引き継ぎ、住生活の質向上を提案するために工務店を設立。今後の日本社会と市場を中長期的に見据えて、エネルギー負荷の少ないエコ住宅(断熱住宅、低燃費住宅)の設計・施行も手がけている。

 今泉さんが講義した話をもとに身近な断熱住宅から世界環境問題まで考えてみたい。

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